2015年12月3日 「議員生活35周年と出版記念の集い」 SEALDsとシンポジウムも
菅直人事務所は、菅の衆議院議員生活35周年と『総理とお遍路』の出版記念パーティー(SEALDsシンポジウム)をホテルニューオータニで開催しました。会には、菅の活動を長年にわたって支援してくださっている地元および各界の皆さんがご参集くださいました。
元参議院議長の江田五月さんを筆頭に民主党政調副会長の辻元清美さんら国会議員の皆さんや自治体議員の皆さん、企業関係者やジャーナリスト、弁護士や作家、大学教授からNGO関係者まで幅広い皆さんにご参加いただきました。
「議員生活35周年&出版記念パーティー」に先だって、今国会で強行採決された「安保法制」への抗議デモで活躍したSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の若者と民主党の気鋭の若手議員によるシンポジウムを開催しました。
テーマは「日本の政治の未来を語る」。コーディネーターは慶応義塾大学教授の小熊英二さん。SEALDsは、労働組合などで構成する「総がかり行動」と一緒に「安保法制」に反対する8月30日の国会議事堂前デモで12万人を集めました。
シンポジウムの参加者は、民主党から玉木雄一郎さん(選挙対策委員長代理)と山尾志桜里さん(18歳選挙権PT事務局長)。SEALDsからは、筑波大学院生の諏訪原健さんと国際基督教大学4年の栗栖由喜さんの4人がパネラーに。
冒頭にシールズのふたりから、学生たちが直面している切実な問題として「(金利の高い)奨学金」の話。そして、この夏の国会前デモの体験から、立憲主義や民主主義が無視された安保法案と来年の参院選に向けた野党共闘などについて。
学生からの発言を受けて、民主党の若手ふたりからコメント。それぞれの問題において「当事者」である学生や若者が、国会前デモなどでしっかりした内容のスピーチなどで「声を上げること」には大きな意味と社会的な影響力があること。
若い人たちにも、選挙や政策作りにも政党と一緒になって参加してほしいこと。18歳以上の若者たちの声を集めて、公開討論会の開催や参加を進めてもらうことで、奨学金や安保法制の問題解決に向けて動いて行こうと呼びかけました。
※このシンポジウムの詳しいレポートは、『市民政治レポート』2016年1月号に掲載されますのでご覧ください。
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