2020年を迎えて

あけましておめでとうございます。私は今年も、地元府中にある大國魂神社の初太鼓打初式で新年を迎えました。

2020年は私にとって、国会議員生活40年を迎える節目の年となります。また、私が総理として直面した東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から、ちょうど10年目に当たります。

私の使命である「原発ゼロ」実現にむけて、今年は原発ゼロ基本法案に加えて、新たに全原発国有化廃炉法案の策定に取り組みます。

新年にあたり「原発ゼロ」と並んで考えているのは、これから10年後、20年後の日本の姿がどうなるのか、ということです。

私の生まれた1946年は戦後のベビーブームの始まりで、1947~49年は毎年約270万人の子供が生まれていました。私の生まれ育った山口県の中学校も、1学年の生徒が1000人を超えていました。ところが、昨年の出生数は90万人を切っています。私たち「団塊の世代」の約3分の1です。この急激な少子化の進展が、日本社会にどういう影響を与えるのか心配です。

安倍政権は目先の景気政策に重点を置くばかりで、長期的な観点に立った子育て支援策が後退しています。若い人が結婚して子育てしやすい環境を整備し、その結果として出生率が回復する形を目指さなければなりません。

立憲民主党は保育や介護にかかわる人々の賃金を上げ、子育てしやすい環境を生み出すことを目指していますが、私はこれに加え、農村地域の活性化が少子化の歯止めになるのではないかと考えます。この問題については、また改めてこのブログでも書いていきたいと思います。

最後になりましたが、昨年末に携帯電話をiPhoneにしました。私にとって初めてのスマートフォンです。まだまだ慣れませんが、今年はスマホを使ってのSNSでの発信にも挑戦していきたいと考えています。ご期待ください。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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