フランス訪問(2019年2月18~21日)

ヴァランス『太陽の蓋 』上映会
2月18日(月)にTGVの大幅遅れでヴァランスの『太陽の蓋』上映会にすべり込みました。市民放射能測定所(クリラッド)を設立したミシェル・リヴァジ欧州議会議員も駆けつけ約400人の観客で満員。上映後の質疑応答にはプロデューサーの橘民義さんも登場。皆さんの熱心な質問が1時間半近くも続きました。

市民放射線測定所を視察
2月19日(火)にヴァランス市にある市民放射線測定所(クリラッド/CRIIRAD)を訪問。1986年のチェルノブイリ原発事故をきっかけに、市民が独自で大気中の放射線をモニターするために設立したクリラッド。現在でも各地で大気中の放射線量を常時モニターしているという、様々な測定装置などを視察しました。2011年の福島原発事故の際には、3月28日にフランスでも大量の放射線を観測したとのこと。事務局長のブルーノさんらは、福島でも自前の測定所を作りたいという市民のために2011年に福島を訪問。測定装置を寄贈するなど支援してくれました。
  

グルノーブル市の脱原発活動
2月19日(火)にひきつづきグルノーブル市を訪問。エリック・ピオル市長(緑の党)による歓迎式典から、市も出資するグルノーブル・ガス電気公社(GEG)によるバイオガス発電施設を視察。夕方の原子力に関する討論会では、当時の首相として福島原発事故の経験を伝えました。最後にピオル市長も観に来た『太陽の蓋』上映会での討論会にも参加。観客からの熱心な質問に対応しました。
  

パリでの上映会とマスコミの取材
2月20日(水)にパリに戻ってマスコミ各社からの取材に対応。良質なドキュメンタリーで有名な『仏独共同テレビ・アルテ(TV ARTE)』はスタジオでの収録。福島原発事故の教訓から世界は脱原発へ向かうべきだと訴えました。夜はパリ市営映画館「フォーラム・デ・ジマージュ」での『太陽の蓋』上映会に参加。討論会には人気ジャーナリストのオードリー・ピュルヴァールさんの司会で元環境大臣でコリンヌ・ルパージュさんも参加。500人の会場が満員の観客で埋まりました。
  

国営放送とジャック・アタリ
最終日の2月21日(木)にパリで国営のテレビ『Télématin(テレマタン)』とラジオ『フランス・キュルチュール』の撮影と収録。福島原発事故8年後の状況や世界とフランスの向かうべき方向などについて。雑誌や新聞の取材も受けました。午後には初代の欧州復興開発銀行総裁やミッテラン大統領顧問などを歴任した経済学者ジャック・アタリ氏と面談。マクロン大統領にも近いアタリ氏と原発について意見交換。できるだけ早期に再生可能エネルギーへの転換が必要だと伝えました。
  

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