今日の一言

原発ゼロと最小不幸社会の実現


 明日は武蔵野市長選の投票日です。子育て真っ最中の松下玲子候補は子供たちの将来を重視した市政を約束しています。どうしても当選してもらいたいと思っています.。

 

 国政では小池劇場が吹き荒れています。かつての小泉劇場によく似ています。目先の現象に惑わされず、自分の政治家としての原点を大切にして対応したいと思っています。

 

 私は2011年、総理の時に福島原発事故に直面し、それ以来一貫して原発ゼロの実現に全力を挙げてきました。その立場からすると小池氏が「原発ゼロ」を明確にしたことは評価しています。それ以外の小池氏の国政に関する政策は必ずしも明確ではありません。私は最初に立候補した時から「最小不幸社会」の実現を主張し続けてきました。つまり、政治が果たすべき役割は人々が不幸になる要素を最小化することにある、という考えです。この点は前原代表が掲げるALLforALLとも共通しています。

 

 現在の安倍政権は格差拡大など不幸を拡大する間違った政策をとっており、そうした政策を変えるために政権交代が必要と考えています。

 

 一昨日の両院総会での「民進党は今回の総選挙に候補者を擁立しない」という前原代表からの提案には、率直なところ驚きしました。野党の大同団結で安倍政権を倒し、同時に原発ゼロが実現できる道につながるのならと考えて、私も最終的には前原提案に同意しました。

 

 現時点でマスコミなどで私の去就がいろいろと取りざたされていますが、私はこの二点、つまり原発ゼロの実現と最小不幸社会の実現という二つの観点から私のとるべき道を選択するつもりです。

 

 

政権交代と原発ゼロの実現


 私の地元武蔵野では10月1日投開票の武蔵野市長選が戦われています。自民党候補と元民進党都議松下玲子さんの一騎打ちです。「住み続けることのできる武蔵野」を掲げ、子供や高齢者が安心して住み続けることのできる市政実現を訴えています。現市長を支えてきた市民グループが中心の選挙ですが私も陰ながら全力で応援しています。

 
 昨日の両院総会で民進党として衆議院選に候補者を立てないという提案が前原代表からなされました。実質的な解党提案です。残念な思いですが、安倍自民党政権を倒すための決断という前原代表の提案に賛成しました。
 
 こうした政局の急変に多くの方から心配や激励の声をいただいています。ありがとうございます。私は政権交代の実現と同時に、原発ゼロの実現のためどういう選択をするべきかを考えています。

原発ゼロが骨抜きされないよう監視


 今日、衆議院が解散されます。野党の選挙準備が整わないうちにという安倍総理の個利個略解散です。しかし安倍総理の狙いは裏目に出そうです。

 

 民進党は午後に両院総会を開き、前原代表が小池新党への実質的合流を提案するとみられます。自民党に対抗できる勢力を結集するという狙いは理解できますが、民進党が消滅することにつながる提案なので十分説明を聞きたいと考えています。

 

 私は、小泉元総理と同様「原発ゼロ」の実現に力を注いできました。小池新党が原発ゼロを公約に掲げたことは極めて重要で、評価しています。この方針がいろいろな力が働いて骨抜きにならないように監視していきたいと思います。原子力ムラの力は侮れません。私が総理の時、浜岡原発を止めた5月ごろから原子力ムラは自民党と手を組んで私を総理の座から引きずり下ろす謀略を始めました。その政治的中心が安倍現総理です。私が海水注入を止めたとウソの情報を、安倍総理は2011年5月20日付のメルマガで発信し、私に辞任を迫りました。6月2日にはそれを理由に自民党は私に対する不信任案を提出しました。否決はできましたが、その後9月の退陣につながりました。

 

 このように,原子力ムラは原発ゼロを主張する政治家を失脚させようとしします。そうした例は枚挙にいとまがありません。小池新党も原子力ムラから陰に陽に原発ゼロ政策の骨抜きを仕掛けられるでしょう。そうならないように監視することが私の一つの役割と考えています。。

原発ゼロと政権交代


 今日の夕刊各紙には小池新党と民進党の連携が大きく報道されています。私にとってはこの連携が①政権交代につながるかどうかと、②原発ゼロの実現につながるのかどうかの二点で考えなくてはなりません。

 

 全国に組織を持つ野党第一党の民進党と人気絶大の小池新党が実質的に合流すれば、一挙に自民党に代わる政権交代も夢ではありません。前原代表が政権交代をかけた総選挙とするために小池新党との連携を模索するのは十分理解できます。

 

 もう一点の原発ゼロはどうでしょうか。これはどちらかといえば民進党側に問題があります。小池氏は9月25日の記者会見で原発ゼロを公約に掲げることを表明し、その直後小泉元総理と会った時にもはっきりと約束したそうです。しかし民進党との合流が進み、連合の支援も期待するとすれば原発ゼロの公約が民進党内部の原発容認派や連合によって骨抜きになる恐れはないのか心配です。

 

 原発ゼロは「保革」の区分とは違います。保守の中にも小泉さんを始め原発ゼロ派はたくさんいます。小池氏が公約した原発ゼロが今の民進党の「2030年代原発ゼロ」と同じように曖昧にされてはなりません。原発ゼロを自民党との間で大きな争点にすることが極めて重要です。

政権交代の可能性


 1993年の総選挙では自民党が過半数を失い、一挙に非自民連立政権が誕生しました。今回の総選挙でもそうした可能性が出てきました。「原発ゼロ」「立憲主義」などの大きな方向性で一致した勢力が大同団結できれば、自民党政権を一挙に過半数割れに追い込めます。

 

 問題は総理候補です。1993年の時は日本新党を立ち上げて1年目の細川さんが連立政権の総理に就任しました。今回の総選挙で多くの人が納得する総理候補といえば新党の代表になった小池氏でしょう。ただ都知事のままでは総理にはなれないことが問題です。ここは小池氏が最終的にどう判断するかです。

 
 民進党も大同団結にかじを切るかどうかを決めなければなりません。私は「原発ゼロ」を2030年までに実現するとした小池氏の掲げる公約に賛成です。2030年までに原発をゼロにすることを決めれば、原発の新設はできなくなり、大きな費用が掛かる安全対策も採算的にむつかしくなり、結果として大半の原発は順次廃炉にせざるを得なくなるからです。
 
 政権交代によって原発ゼロが実現できるのなら勇気を奮ってその道を進むべきと考えています。
 

 

小池氏に日本のメルケルを期待


 小池都知事は新党の代表になることを発表すると同時に、「原発ゼロ」を新党の公約に掲げました。私も全力で取り組んできた「原発ゼロ」を小池氏が新党の公約に掲げたことには大歓迎で、大いに協力したいと思います。小池氏は発表の直後に小泉元総理とも会い、「原発ゼロ」の実現について激励を受けたそうです。

 

 ドイツのメルケル首相は福島原発事故の直後に国民の多くが原発ゼロを求める声を受けて、2022年原発ゼロを決定しました。私は小池氏が日本のメルケルになって、ドイツと同じようなテンポで原発ゼロを実現してほしいと思います。

 

 私は昨日の民進党の公約を検討する会でも、「原発は再稼働せず、順次廃炉にする」ことを公約に掲げるように提案しました。しかし電力関係出身の議員が反対意見を述べ、結局2030年代原発ゼロというこれまでの曖昧表現のままになりました。「2030年代ゼロ」では2039年までは原発を維持することを認めることになり、これでは民進党は原発ゼロ実現の先頭に立つことはできません。困ったものです。

予想される三つ巴選挙


 安倍総理は今日の記者会見で解散を表明するという。野党が要求した臨時国会の召集をここまで延ばし、そして一切の国会審議をせずに冒頭解散。安倍総理は北朝鮮をめぐる情勢について最大の危機と認めながら、実際の行動はモリカケ問題で追及を受けるのを逃げることをすべてに優先。前代未聞の無責任解散だ。

 
 総選挙は「三つ巴」の選挙となりそうだ。つまり、自民・公明与党と、民進党など野党と、そして小池新党。小池新党には右翼色の強い、日本の心の中山氏も参加。自民党現職議員からも参加者が出るという。
 
 これまで小池氏は原発や憲法など国政の重要な政策課題については態度を表明してこなかった。細川元総理はインタビューで小池都知事のその二点を尋ねたが返事がなかったと述べている。私もこの二点を注目している。小池氏が国政でも「脱原発」と「立憲主義の堅持」を明確にするなら、連携の可能性はあると考えていたが、どうもそうではないようだ。右翼色が強く、安倍総理の憲法改正に賛成と思われる中山氏の合流を認めたことで、憲法に対する小池新党の立場が第二自民党であることが見えてきた。原発についてはまだ明確な発言はない。
 
 民進党からも保守色の強い議員の更なる離党が進みそうだ。この際、民進党は「原発の再稼働を認めずに順次廃炉にする」と脱原発を明確にし、同時に立憲主義を破壊する安倍総理の憲法改正に反対という姿勢を鮮明にして、同様な考えを持つ多くの無党派市民と連帯してして選挙戦を戦うべきだ。
 
 

 

余りにもひどい解散理由


 地元を回っていると「今回の解散、余りにもひどいね」の声が充満している。安倍総理は改造内閣を仕事師内閣と銘打ったが仕事をしないまま解散。解散の理由はただ一つ、モリカケ問題の追及から逃げるため。

NHKスペシャル:胡耀邦総書記の思い


  今日午後9時からのNHKスペシャルを見た。日中関係を将来に向かって改善しようとした胡耀邦総書記の肉声を含む記録だ。

 

 胡耀邦総書記は日中関係の将来を考え、1984年に日本の若者3000人を中国に招待。私もその一人として参加した。NHKスペシャルでも私のことも紹介されていた。中国に招待されたのち、私は母校である東京工業大学で学んでいた中国人留学生を年一回招待することを、20年余り続けた。

 

 今回の番組に関連して訪日された胡耀邦総書記の三男ともお会いし、当時の事をいろいろと話した。胡耀邦総書記時代、日中関係は多くの課題は抱えていたが、総書記の日中の将来を考える姿勢もあって、両国の関係は今よりはずっと良かった。 しかし、今日の両国の国民感情はかなり厳しいことをNHKスペシャルでも報道していた。つまり、中国では日本が中国を侵略した時代の教育が徹底され、日本でも日中国交回復の時に行った中国侵略に対する反省をあいまいにする傾向が強まり、両国の国民感情は悪くなっている。

 

  今回のNHKスペシャルを見て、改めて日中関係の改善の必要性を強く感じた。

立候補の決意


立候補の決意 

            

 衆議院の解散が決まりました。安倍総理が加計問題などの追及を逃れるため、臨時国会での議論が始まる前に解散をするという、極めて姑息で、個利個略の解散です。この総選挙で、安倍総理を退陣に追い込み、同時に原発ゼロに王手をかけるために、私は改めて総選挙に立候補する決意を固めました。

 

 私は3・11の福島原発事故から日本国内だけでなく世界の多くの国の原発反対運動に招かれ、原発ゼロ実現のために活動してきました。台湾や韓国でも原発反対運動に講演に招かれ、同時に野党の有力議員と意見交換を行いました。マスコミも大きく取り上げてくれ、大きな反響がありました。その後台湾と韓国では大統領選挙で反対運動が推した野党候補が当選し、政権交代が実現しました。そして、新大統領は原発ゼロにかじを切りました。

 

日本でも福島原発事故から6年半たった現在、事故当時54基あった日本の原発のうち稼働しているのはわずかに5基だけです。この間安倍政権は原発再稼働を進めようと躍起になってきましたが、原発ゼロを望む6割以上の国民の広範な反対運動により原発の稼働は抑えられてきました。いよいよ今回の総選挙で台湾や韓国のように原発ゼロを望む国民が圧倒的であることを示し、原発ゼロに王手をかけるチャンスです。

 

現在の民進党は残念ながら党内に原発ゼロに抵抗する勢力も根強く、総選挙までにまとめるとした原発ゼロ法案も日の目を見ず、2030年代原発ゼロの公約も、再稼働を認めるかどうか曖昧です。私は原発がなくても電力不足が起きないことが実証されている現在、「原発は再稼働せず、順次廃炉にする」ことを私自身の公約として選挙に臨みます。

 

同時に私はこの総選挙を脱原発・リベラル政党をつくる足掛かりにしたいと考えています。現在進んでいる野党の政界再編の動きが脱原発・リベラル政党につながるかどうか判然としません。少なくとも「脱原発」と「立憲主義の尊重」を掲げる政党をめざします。

 
 皆さんのご理解とご支援をよろしくお願いします。

 

 

 

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