今日の一言

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災害は忘れたころにやってくる


 関東大震災から今日で94年。この時10万人を超える人々が亡くなった。72年前の1945年の東京大空襲でも10万人を超える死者が出た。東日本大震災と福島原発事故から6年半、大震災での死者は2万人近くにのぼり、今も多くの人々が避難生活を余儀なくされている。

 
 「災害は忘れたころにやってくる」と言われるが、自然災害と原発事故による被害は違う。地震や津波などの自然災害は発生そのものを人間に力で止めることはできない。できるのは被害を小さくする予防措置だけだ。しかし原発事故は違う。原発事故は人間が原発を作り、稼働させるから起きるのだ。つまり原発事故は「忘れたころにやってくる」のではなく、「忘れるからやってくる」のだ。

 

田畑一つで発電と農業


 昨日8月29日(火)付の毎日新聞オピニオン欄で「田畑一つで発電と農業」というソーラーシェアリングに関する大きな紹介記事が掲載された。水田やブルーベリーを栽培している畑の上で、太陽光発電を実践している農家を取り上げ、農業と発電の兼業で収入が大きく増えた実例を紹介。

 
 ソーラーシェアリングを発案した長島さんの事も紹介。長島さんは定年退職後に慶応大学で学び直し、光合成による植物の成長には一定以上の光は不要であるという「光飽和点」の存在を知り、余った太陽光を発電に使うことを考案。現在全国で1000ヶ所以上で実践されている。
 
 現在農家の高齢化が進み、農業だけでは十分な収入が得られないために若い人の参入が少なく、農村地域の多くは過疎化し、耕作放棄地が拡大している。こうした地域こそ、ソーラーシェアリングを実施すれば、農業と発電の兼業で十分な収入が確保でき、農村に若者が戻ってくるはずだ。
 
 農林省はこれまで「農地」を守るための圃場整備には熱心だが、農家を豊かにするソーラーシェアリングには必ずしも熱心ではなかった。最近その農林省も少しづつ姿勢を変え、理解を深めてきている。
 
 日本の農地面積は460万ヘクタール。その上でソーラーシェアリングを実施すれば日本が必要とする電力は十分に供給できる。
 
 

 

北朝鮮のミサイルに備えて原発停止を


 北朝鮮のミサイルが北海道上空を通過して太平洋に落下。今のところ直接的被害はない模様。北朝鮮の挑発行為が止まらない。

 
 安倍総理は「発射直後から完全に把握」というが、昨日の私のブログでも述べておいたように、万一に備えて日本国内の原発は停止させておくべきだ。日本の原発の多くは、北朝鮮から目と鼻の先の日本海沿岸に設置されている。稼働中の原発にミサイルが着弾し、原子炉が破壊されれば高温の核燃料が大気中に拡散し、放射能被害は計り知れない。原発を停止し、核燃料をプールに移して冷却していれば、被害は最小限に抑えることができる。
 
 日本の安全を考えるのなら、原発は停止しておくべきだ。全ての原発が停止しても電力は足りる。安倍総理は日本の安全よりも電力会社の利益のほうが重要とでも考えているのか。
 

 

民進党代表選と原発問題


 民主党代表選が大詰めを迎えている。私は原発ゼロを明確にすることから民進党に対する国民の信頼を回復するという観点から、枝野幸男候補を応援している。

 
 原発の問題は多くの政策課題と違って、日本の緊急事態にかかわる重大な課題だ。北朝鮮のミサイルを警戒して政府は警戒態勢を発令し、緊急時に地下鉄などを停止することを準備しているが、それ以上に万一原発が攻撃され破壊されても放射能被害を招かないよう原発の稼働を停止させておくことがもっと重要である。
 
 安倍総理は、3・11に発生した大震災と福島原発事故に対し、緊急事態にどう対処するかよりも、民主党政権をいかに倒すかを優先させて行動した。東電の言う間違った情報を真に受けて菅政権の原発事故対応を批判した当時野党議員であった安倍議員が、もし事故発生時に総理の座にいたらどうなっていただろうか。東電社長からの現場職員の撤退の申し出に対してどうしたであろうか。東電の申し出に従って行動した可能性が高い。
 
 原発問題はエネルギー問題であると同時に国の最大の危機管理上の問題だ。私は福島原発事故の後、東海地震の震源に近いと想定されている浜岡原発を止めた。北朝鮮の軍事的行動に警戒するのなら安倍総理はまず、日本国内の稼働中の原発全てをまず停止させることだ。
 
 

東京消防庁と自衛隊極めて危ない。


 今日朝のNHKで福島原発事故当時の、自衛隊と東京消防庁の放水作戦の模様が放映された。印象深かったのはいずれの組織も、あの事故以降も本格的な原発事故対応の教育や装備の整備が行われていないという幹部の発言だ。現政権は原発事故はもう2度と起きないとでも思っているかのようだ。目先の利益にしか目を向けない原子力ムラに正面から対峙しなければ日本の将来は極めて危ない。

 

 昨日は太陽の蓋の上映会で河合弁護士とトークに参加。原子力ムラに真正面から対峙しているのが河合さんだ。河合さんに脱原発党を旗揚げしてもらいたいとその場で言っておいた。

東京消防庁と自衛隊極めて危ない。


 今日朝のNHKで福島原発事故当時の、自衛隊と東京消防庁の放水作戦の模様が放映された。印象深かったのはいずれの組織も、あの事故以降も本格的な原発事故対応の教育や装備の整備が行われていないという幹部の発言だ。現政権は原発事故はもう2度と起きないとでも思っているかのようだ。目先の利益にしか目を向けない原子力ムラに正面から対峙しなければ日本の将来は極めて危ない。

 

 昨日は太陽の蓋の上映会で河合弁護士とトークに参加。原子力ムラに真正面から対峙しているのが河合さんだ。河合さんに脱原発党を旗揚げしてもらいたいとその場で言っておいた。

政権をめざす政党とテーマ型の政党


 

ドイツには強力な「緑の党」がある。福島原発事故の直後、ドイツ緑の党の支持率が急上昇し、メルケル首相が脱原発にかじを切る大きな原因になったと言われている。つまり、ドイツ緑の党は単独で政権をめざす政党とは言えないが、他党との連立などで、原発問題など環境政策に大きな影響力を持っている。

 

日本でも環境重視のテーマ型の政党「ワンイシュー・パーテイ」がこれまで何度か試みられたが、大きな影響力を持つに至っていない。その最大の理由は選挙制度にある。ドイツ下院は「小選挙区比例代表併用制」で、議席数は全国の得票率に比例して決まる。つまり小選挙区で議席が得られなくても、全国で5%以上の票が得られればその割合の議席が得られる仕組み。

 

現在、民進党代表選においても自民党に対抗し政権交代をめざす野党の政界再編が注目されている。民進党として政権交代をめざすことは当然だが、民進党内にも自民党顔負けの強力な原子力ムラ出身議員グループがあり、そのために民進党の脱原発政策が曖昧になり、脱原発を国政選挙で最大の争点にできないという状況が続いている。

 

原発問題は他の保守、革新といったイデオロギー的テーマと違い、保守的とされる多くの宗教団体も脱原発を掲げている。脱原発の実現には、従来的な政治の枠組みを超えたテーマ型の政治的結集が必要ではなかろうか。

原子力規制委員長「政治圧力あった」


 来月18日に退任する田中俊一原子力規制委員長のインタビューが今日の朝日新聞に掲載されている。その中で田中委員長は原発再稼働審査について「政治的圧力が常にあった」と述べ、さらに具体的に次のように述べている。

 

「この間、原発を推進する自民党議員だけでなく、電力労組出身の民進党議員らが『審査に時間がかかりすぎている』と批判を繰り返した。」

 

 私も衆院原子力特別委員会で自民党議員の大半がそうした発言を繰り返しているのを聞いている。しかし民進党の電力労組出身の議員は参議院のため、直接そうした発言を聞く機会はなかったが、本当だとすれば民進党の方針にも反する発言で問題だ。民進党は事故の時の避難計画がしっかりできていない原発について、再稼働すべきでないというのが党の方針。私を含め多くの民進党議員は責任ある避難計画ができていないことを問題にしてきた。それを、責任ある避難計画ができていないのに、再稼働について「審査に時間がかかりすぎている」と電力出身議員が発言したとしたら、党の方針に反する。

 
 民主党代表選でも電力労組出身の議員が前原候補の推薦人になっている。私は前原候補自身は民進党の方針は分かっているはずだが、推薦人には再稼働推進の議員が含まれており、再稼働推進に引っ張られることを心配している。再稼働しないで順次廃炉にするということを明確にできなければ原発ゼロを望んでいる多くの国民の信頼は得られない。

 

加藤紘一氏を偲ぶ会


 昨日は自民党の加藤紘一さんを偲ぶ、「だだちゃ豆の会」に出席した。加藤さんとは政党は違ったが色々な場面で協力しあった仲だった。

 

 特に1994年に誕生した自社さ政権では、総理が社会党の村山さんで、3党間の政策調整は自民党の政調会長加藤さんと、社会党の政審会長関山さんと、さきがけの政調会長であった私の3人が中心となって行った。当時さきがけは国会議員20人程度の小所帯であり、若手議員を含め全員が各省庁に関係する問題の政策調整を行った。その中では現在代表選に立候補している前原君と枝野君も1期生ながら自民党のベテラン議員と対等に議論を戦わせ、政策調整に当たって頑張っていた。

 
 加藤紘一さんは衆目の一致する総理候補であり、誰もが遠くない時期に総理になると思っていた。それが加藤の乱でかなわず、その後YKKの一人、小泉さんが予想を覆して総理に就任。誰もが間違いないと思っていた加藤総理誕生がかなわず、他方、誰も予想しなかった私がその後総理になるなど、政界は一瞬先は闇とはよく言ったものだ。
 
 来年末までには行われる衆院選で誰が首班指名を受けるか予想するのはむつかしい。細川さんのように日本新党を立ち上げてわずか1年で総理になった例もある。小池さんも新党ファーストで総理を目指すことも考えていると思うが、その場合都知事をやめて衆議院選への立候補が必要であり、そこが大きな障害となりそうだ。
 

加藤紘一氏を偲ぶ会


 昨日は自民党の加藤紘一さんを偲ぶ、「だだちゃ豆の会」に出席した。加藤さんとは政党は違ったが色々な場面で協力しあった仲だった。

 

 特に1994年に誕生した自社さ政権では、総理が社会党の村山さんで、3党間の政策調整は自民党の政調会長加藤さんと、社会党の政審会長関山さんと、さきがけの政調会長であった私の3人が中心となって行った。当時さきがけは国会議員20人程度の小所帯であり、若手議員を含め全員が各省庁に関係する問題の政策調整を行った。その中では現在代表選に立候補している前原君と枝野君も1期生ながら自民党のベテラン議員と対等に議論を戦わせ、政策調整に当たって頑張っていた。

 
 加藤紘一さんは衆目の一致する総理候補であり、誰もが遠くない時期に総理になると思っていた。それが加藤の乱でかなわず、その後YKKの一人、小泉さんが予想を覆して総理に就任。誰もが間違いないと思っていた加藤総理誕生がかなわず、他方、誰も予想しなかった私がその後総理になるなど、政界は一瞬先は闇とはよく言ったものだ。
 
 来年末までには行われる衆院選で誰が首班指名を受けるか予想するのはむつかしい。細川さんのように日本新党を立ち上げてわずか1年で総理になった例もある。小池さんも新党ファーストで総理を目指すことも考えていると思うが、その場合都知事をやめて衆議院選への立候補が必要であり、そこが大きな障害となりそうだ。
 
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