今日の一言

原発ゼロは私の使命


  福島原発事故に総理として直面した私にとって、「原発ゼロ」は私の使命だ。

 

   事故を起こした東電福島原発は、福島の人にではなく、東京など首都圏に住む私たちに電力を供給してくれていた原発だ。そして紙一重で、首都圏に住む私たちも避難しなくてはならなかった重大事故だ。遠い福島の事故ではなく、私たち自身の事故なのだ。

 

   それでもまだ、原発の電気を使うのか、それとも原発以外の再生可能エネルギーの電気の替えるのか、これが問われている。

 

   それに加えて、原発を稼働させるとプルトニウムを含む核廃棄物が生まれる。もともと原子炉は原爆の材料となるプルトニウムを作るために開発されたもの。プルトニウムは極めて高い放射能を放出し、半減期は2万4千年。今に生きる者の便利さのために、プルトニウムを含む危険な核廃棄物を後世に残していいのか。

 

  「原発ゼロ」は私だけでなく、今に生きる者すべての使命だ。

「維新」と「未来」は議院内閣制の原理に反する


   いよいよ明日から総選挙。解散当初は既成政党批判が吹き荒れ、第三極への期待が高まっていた。しかし、議論もないままの寄せ集めぶりが露呈して、第三極も失速気味。

 

  もともと維新も未来も、国政政党としては議院内閣制の原理に反している。

 

  維新の実質的リーダーの橋下大阪市長も、未来の代表の嘉田滋賀県知事も国会議員に立候補しない。しかし、 国民が国政選挙で選ぶ事が出来るのは国会議員。議院内閣制では総理は国会議員の中から、国会議員によって選ばれる。

 

  国政選挙で国民から選ばれていない人物が、国会の外から国会議員集団全体をコントロールし、国政の実権を握ることは、議院内閣制の趣旨に反する。

石原さんと小沢さんは説明が必要


新党が次々と生まれている。橋下市長や嘉田知事はこれまで国政に直接関わってこなかった人だから、国政改革について自由に何でも言える。

 

しかし、石原さんと小沢さんは違う。石原さんは自民党に25年間在籍し、閣僚もやり、自民党総裁選にも立候補した人。当時できなかった改革が維新で、今度はなぜできるというのか説明が必要。

 

小沢さんは3・11原発事故の後も、民主党在籍中は消費税には反対しても、原発について明確な意見は述べなかった。そして脱原発を表明していた私に対し、内閣不信任案を出すように自民党に働きかけた。
小沢さんは原発について、いつから反対になったのか、どういう理由で考えを変えたのか、説明する必要がある。

動画による私からのメッセージ


動画よる私からのメッセージをアップした。

 

  原発ゼロ政策、原発事故の誤解、経済政策など三分程度でまとめたもの。政治主導についても抽象的な説明でなく、政務三役会議の創設など、統治機構を改革した点を具体的に述べた。

原発事故対応と自民党からの批判


   福島原発事故で、私が東電本店に乗り込んだ後のテレビ会議記録がまた少し公開された。現場の吉田所長が、事故発生から数日たっても補充要員を十分派遣しない本店に文句を言っている。

 

  私は、事故発生の翌日、3月12日早朝に福島原発の現場に行き、又、3月15日早朝、東電本店に乗り込んで「60歳以上は率先して現場に行こう。私自身もその覚悟だ」と檄を飛ばした。

 

  しかし、このテレビ会議の記録を見る限り、その後も本店は現場に必要な要員を送っていない。東電経営陣の危機感に欠けた対応が、テレビ会議のやり取りからあらためて明らかになった。

 

  自民党政治家の多くは、私の現場や東電本店に乗り込んだ事に対し、「総理は官邸にじっと座っているべきだった」と、その直後の国会審議で私を攻め立てた。しかし、このような東電経営陣や、トップが専門家でない原子力安全・保安院に任せていたら、どうなっていたか。想像するだけでも背筋が寒くなる。

 

  自民党の政治主導とは、原発事故においても企業任せ、官僚任せでよいということか。

傀儡政党


  「原発ゼロ」が、最大の争点になってきた。歓迎すべき事。日本維新の公約は支離滅裂。総理候補の石原代表が「原発維持」を鮮明にしている以上、維新は「原発維持派」だ。橋下市長は、そうでないというのなら、石原氏を切って代表に返り咲き、総選挙に出るべきだ。市長のまま、石原氏をコントロールし、「傀儡」で使えると考えているとしたら、大間違い。

 

  「未来」も小沢さん支配がはっきりしてきた。これでは嘉田さんは総選挙用の顔として利用されるだけ。小沢さんの「傀儡」で、政党のトップに据えられてうまくいった例は過去に一つもない。

 

  私自身、政党運営では苦労し、失敗も多かった。しかし、誰かの傀儡になった事はない。小沢流の政党運営は顔はだれかにやらせ、実権は握るというやり方。そして顔になった人を、しっかり支えず、気に入らないと電話に出なくなるなど、いじめ始めるというのも特徴だ。

 

  「傀儡」政党はうまくいかない。

都知事選


東京都知事選が始まる。原発ゼロが、都知事選でも大きなテーマとなってきた。大歓迎。東京都は電力など最大のエネルギー消費都市。省エネ都市に改造することで、原発ゼロが可能となる。



  原発ゼロを実現できるのはどの政党か。民主党政権では福島原発事故以降、原発ゼロに向かう政策を実際に進めてきた。まず、浜岡原発を停止させた。次いで再生可能エネルギーを促進する固定価格買い取り制度を導入した。


また原発比率を50%超としていたエネルギー基本計画を白紙に戻した。そして,「2030年代に原発稼働ゼロを可能にするよう、あらゆる政策資源を投入する」事を民主党の方針として決めた。今後進めるべき発送電の分離など、電力システム改革にも取り組んでいる。



  私としてはこうした「あらゆる政策資源の投入」という民主党の方針を実行すれば。2030年代を待たずして、2020年代に原発ゼロは可能だと考えている。いずれにしても、原発ゼロ政策が最大の争点となってきたことは好ましい。

原発ゼロ政策


 嘉田新党が立ち上がる。「原発ゼロ」が総選挙の争点になる事は歓迎。嘉田さんは本物の環境派だが、党の実権を小沢さんが握る構造は必ず破綻する。

 

 

  民主党がこれまで進めてきた「原発ゼロ」への政策努力をもっと伝えなくてはならない。私が総理の時、浜岡原発を止め、再生可能エネルギーを促進する固定価格買い取り制度を導入。これが大きな第一弾。橋下市長は何かやりそうな事は言っているが、原発ゼロに対して実質的には何も進めてはいない。

 

 

  次は「脱原発公社」に原発を移し、又発送電を分離して再生可能エネルギーをさらに促進すること。これも民主党政権なら進められる。

橋下市長に嘉田知事が三下り半


 第三極が「原発維持派」の日本維新と、「原発ゼロ派」に二分されてきた。「原発ゼロ」に反対か賛成かが争点になる事は大歓迎だ。

 

 

 

  橋下市長は「原発ゼロ」を主張していた時には、嘉田滋賀県知事も支持していたが、石原氏を代表に迎え、「原発ゼロ」の旗を降ろしたことで、嘉田氏から三下り半を突き付けられた。

 

 

 

  「原発ゼロ」に向かう道筋は私が参加している民主党の「脱原発ロードマップを考える会」で示しているが、私のビラなどで、選挙中もしっかり説明してゆきたい。

橋下市長の詭弁


今日、地元の工務店を訪問したら、太陽光発電の仕事をグループで始めたとのこと。再生可能エネルギーの仕事が増えてきている。

 

  脱原発は原発に代わる再生可能エネルギー産業を飛躍させるチャンスだ。次第に理解され始めている。

 

  第三極の動きが相変わらずあわただしい。橋下市長は「政策ではない、行政経験だ」と言い始めた。日本維新の会が原発ゼロ政策から原発維持政策に変わったことをごまかす詭弁だ。

 

  民主党政権はすでに原発ゼロに向けて政策を実行しつつある。第一が再生可能エネルギーを飛躍的に伸ばす固定価格買い取り制度。スマートグリッドや効率的なエネルギー利用のための建築ルールの改正なども進んでいる。

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