日本版シェーナウ電力の可能性


  日本版シェーナウ電力の可能性について考えている。シェーナウ電力の場合、当初は自治体単位で送電線網を電力会社から買い取らないと電力供給ができず、そのことが最大の難関であった。現在は電力自由化で送電網を所有しなくてもよくなり、シェーナウ電力はドイツ全域で電力販売を行っている。


  日本でも4月から電力小売り自由化となり、送電網は所有しなくても電力販売は可能だ。


  問題は原発由来でも化石燃料由来でもない電力、つまり再生可能エネルギー由来の電力だけで需要を満たす電力を供給できるかだ。シェーナウ電力では供給電力量の88%をノールウエイの水力発電所から仕入れ、残りに風力や太陽光発電を使うことで、再エネ由来の電力だけの供給を可能にしている。


  日本の水力発電所の大半は9電力が所有しているが、自治体所有の水力発電所も相当ある。当面水力発電をベースに、太陽光や風力発電からの供給を拡大するビジネスモデルが可能かどうかを調べてみたい。

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