シビア・アクシデント


今日、フランスの研究者から福島原発事故当時の危機管理について2時間にわたり質問を受けた。原発大国であるフランスでもシビア・アクシデントの可能性があると考えて、調査に来たというので応じたもの。


  吉田調書をはじめ、日本の文献を翻訳して詳しく調べている。興味深かったのは、フランスではエリート官僚同士の意見の相違で混乱することがあるが、福島原発事故ではそうしたことはなかったか、と言う質問。残念ながら福島原発事故では対応の中心となるべき官僚組織である原子力安全・保安院が専門家集団として十分に機能せず、意見の相違よりも前に、原発の現状把握ができず、対策などの提案そのものが出てこなかった。


  政治的な質問はなかったので、安倍晋三議員の虚偽情報の流布については話さなかった。いよいよ明日は判決だ。

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