篠原一先生の逝去と丸山ワクチン


 私にとって市民政治を学んだ恩師の一人、篠原一先生の訃報。松下圭一先生に続いての訃報に感慨深い。

 

 私が最初に総選挙に出る前から、何度もご自宅にお邪魔し、いろいろな話を聞かせてもらった。東大教授で直接選挙に関わることはむつかしかったが、政策的には大きな指導をいただいた。

 

私が初当選直後から丸山ワクチンの存続に取り組んだのも篠原先生からの協力要請がきっかけになった。丸山ワクチンのライバル的な免疫療法薬のクレスチンという薬の審査で、クレスチンの開発に関わった学者が薬事審議会の委員として審査に関わっていたことを調べ上げ、国会で取り上げた。マスコミも「一人二役」として大きく取り上げ、その結果薬事審議会のメンバーが100人以上更迭された。そうしたこともあって、丸山ワクチンはその後も取り消されず、有償治験薬として存続を認められ、現在に至るまで使用出来ている。現在も丸山ワクチンが使用出来るのは篠原先生の活動のおかげだ。

 

この時薬事行政を徹底的に勉強したことが私が厚生大臣の時の薬害エイズ事件の調査でも役だった。薬メーカーと学者と厚生省の癒着構造もこの時学んだ。原発関連企業と学者と経産省の関係も全く同様だ。

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