ウクライナから帰途につく


  ウクライナ訪問を終え、フランクフルト経由で日本への帰途についている。

 

  チェルノブイリ原発を視察し、ウクライナのエネルギー関係者との会談を終え、いろいろ考えている。ウクライナの今後の原子力政策の行方にはウクライナとロシアとの紛争が影を落としている。ウクライナは今、西側連合(EUプラス米国)とロシアの衝突点となっている。東部からの石炭やロシアからのガス供給が制約され、そのために1970年代のソ連時代の古い原発を部品を取り替えながら使い続けてる。ソ連製の古い原発はいろいろな点で危険だ。万が一もう一度ウクライナで原発事故が起こるとこれ以上の悲劇はない。

 

  日本とドイツが協力して再生可能エネルギーによる発電を拡大し、原発依存から急いで脱却することが望ましい。ウクライナの再エネのポテンシャルは間違いなく大きい。日本は、ウクライナに大きな経済支援を行っている。それを再エネ発電に集中的に振り向けることを提案したい。再エネ発電はひとつひとつの規模が小さいので、大きなプロジェクトになりにくく、ウクライナの人の参加がないとうまくいかない。ウクライナの中にも環境団体が有り、今回私の記者会見にも同席してくれた。日本やドイツの資金と技術があればウクライナの市民団体と連携してエネルギーシフトを進めることが出来る。

 

 

チェルノブイリ原発4号機のカバーの建設に各国が協力して資金援助をしているが、それと同時にウクライナで二度と原発事故が起きないような協力することの意味は大きい。

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