原発停止をテーマとする「天空の蜂」を読む


東野圭吾の「天空の蜂」を読んだ。自衛隊の巨大ヘリコプターが奪取され、高速増殖炉の真上でホバリングを続ける中、犯人が全国の原発の停止を要求するという内容。


  内容もさることながら、この本が福島原発事故のはるか以前の1995年に出版されていた事に驚いた。総力を挙げて取材して執筆した著者の自信作であったが、出版当時はほとんど無視されたという。原子力ムラにとっては原子炉の危険性をテーマとする好ましくない本であり、話題になってほしくない本だったから、マスコミ関係者もほとんど取り上げなかったようだ。


  しかし、福島原発事故以後は原子力ムラの神通力も落ちてきたようで、映画化されて近く公開されるという。講談社のイブニングにも連載されているという。


  川内原発が再稼働した直後から、川内原発から50キロ余りの桜島の火山活動が活発になっている。大量の火山灰が降ると原発にも影響が出かねない。火山灰はフィルターを詰まらせて種々の機器に支障を起こす。大量の火山灰が降ると交通にも支障が起き、住民の避難が困難になる。火山の近くの原発を設置すること自体が間違いだ。

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