再エネと企業戦略


 先日テレビを見ていたらソフトバンクの孫さんがインドで原発100基分の太陽光発電を進める構想を話していた。日本の再エネはどうなるのか。

 

 政府は原発再稼働を急ぎ、再エネを抑制する姿勢を強めている。しかし、再エネ分野は世界的な成長分野である。そのことも分かっている政府は再エネも推進するという建前は崩していないが、本腰は入っていない。こうして状況下で再エネ分野がどこまで進むかは大きく民間企業の姿勢にかかっていると思う。

 

 今日の日経新聞一面にも「東芝、水素で一貫体制」という記事が出ている。太陽光発電で水を電気分解して作った水素を使って、水素燃料電池を動かし電気に戻して使う。トヨタが発売している「ミライ」という自動車はこの原理で走る。

 

 実は、東芝、日立、三菱重工など原発にかかわってきた日本の代表的企業は、同時に再エネ分野に関しても高い技術力を有している。リスクの高い原発にしがみつくのか、それとも核燃料でも化石燃料でもない再生可能エネルギーにシフトするのか。企業戦略が問われている。企業経営者にも賢明な判断を期待したい。

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