大阪都構想


  5月に大阪都構想が住民投票にかかるという。大阪都構想について何度説明を聞いても、住民にとって何がメリットなのかよくわからない。


  東京都は23区と三多摩に分かれているが、自治という観点から見ると23区よりも三多摩各市の方が自治権は強い。大阪市などを解体して区にすることで各区の自治権はこれまでの市に比べて強くなるのか弱くなるのか。


  昨年の堺市の市長選では歴史ある自治都市堺を「区」にすることに反対した現職市長が維新の推す候補者を破った。


  橋下市長は「分権」を主張しているように見えるが、本質は「集権」。自分にすべて任せろと言う姿勢。それが強いリーダシップと受け止められ人気が出た。「分権」や「自治」とは全く異なる手法。


  民主党代表選でも維新との関係が一つのテーマとなったが、維新という政党がどうなるのかは橋下市長がどうなるかという問題と深く絡み合っており、大阪での住民投票が終わらないと何とも言えない。党首の人気だけを頼りにする政党は長続きしないということがこの数年ではっきりした。

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