きな臭い政局


  今日の朝刊各紙は一斉に衆議院解散の可能性に触れている。来週発表の景気指標が悪いため、消費税増税を先送りして解散というシナリオ。


  一般的にはこの時期の解散は来年の予算編成に遅れが生じ、景気に悪影響が出るため、政権が安定していれば避けるのが常識。しかし安倍さんはアベノミクスの失敗がはっきりする前に解散に打って出ることを考えているというのが各紙に見立てだ。


  2年前に自民党が圧勝してから安倍自民党が進めてきたのは①原発再稼働推進、②再生エネルギーの抑制、③集団的自衛権の容認など、国民の意思に反することが圧倒的に多い。それでも国民の支持が維持できたのはアベノミクスで株価が上がり、景気が良くなっているように国民が感じたからだ。


  安倍政権が経済で完全に行き詰る前に解散するというのなら、民主党を中心に野党間の選挙区調整をして受けて立つべきだ。2年前の選挙で自民党は票を減らしたにもかかわらず、野党の乱立で漁夫の利で議席を大幅に伸ばした。その二の舞を避けることができれば、安倍政権を倒すことも視野に入ってくる。

今日の一言 トップに戻る