宮沢経産大臣の「世界で最も厳しい規制基準」という間違った発言


 宮沢洋一経産大臣について、政治資金が問題となっているが、川内原発再稼働に関しても事実と違う内容の発言がなされている。その件で今日、「九州電力川内原子力発電所再稼働についての宮沢経済産業大臣の発言に関する質問主意書」を提出した。以下にその内容を掲載する。

 

九州電力川内原子力発電所再稼働についての宮沢洋一経済産業大臣の発言に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

   平成二十六年十月二十四日

            提出者  菅 直人

 

 衆議院議長 伊 吹 文 明 殿

   九州電力川内原子力発電所再稼働についての宮沢洋一経済産業大臣の発言に関する質問主意書

 宮沢洋一経済産業大臣はマスコミのインタビューに答えて「原子力規制委員会が世界で最も厳しい規制基準をクリアしていると判断した」と言っている(二〇一四年十月二十四日付毎日新聞東京版六面)。この点について以下質問する。

一 まず、宮沢経産大臣はマスコミのインタビューに対して「世界で最も厳しい規制基準」という言葉を使ったのか。イエスかノーで答えてほしい。

二 フランスなどヨーロッパの原発設置の基準では、①航空機の意図的衝突に備え格納容器を二重にすること、②福島原発事故で起きたメルトダウンした核燃料が圧力容器を突き抜けるメルトスルーに備え、メルトダウンした核燃料を格納容器の外に出さずに冷やせるようにコアキャッチャーを設けることが盛り込まれている。しかし日本の規制基準には①と②は盛り込まれていない。この点でヨーロッパ基準は日本の規制基準より厳しいことは明らかである。それにもかかわらず、宮沢洋一経済産業大臣が「世界で最も厳しい規制基準」と発言した根拠はどこにあるのか説明されたい。

三 間違った発言とすれば国民を欺く行為であるが、謝罪する考えはあるか。

右質問する。

 

 答弁書は11月4日に閣議決定の上送られてくる予定だ。

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