川内原発についての原子力規制委員会の説明


昨日、川内原発について原子力規制委員会から説明を受けた。9月10日の原子力規制委員会の決定は新聞などが報じているような「合格」ではなく、設置変更「許可」。今後工事計画認可、保安規定認可、起動前検査、起動後検査を経て審査・検査が終了する。特に工事計画認可は補正後には数万頁の書面になると言われ、まだ九電から補正書が提出されていない。

 

また、規制委員会が安全性を認めたように報道されているが、委員長の発言を見ると「法律に基づいて、運転に当たり求めて来たレベルの安全性が確保されることを確認した」と述べている。つまり、住民避難についての安全性でなく、運転に関する設備などの安全性の確認にとどまっている。

 

また、新規性基準に盛り込まれたテロへの対応についても、今回の設計変更許可に含まれているが、電力会社がテロへの対応ができるはずがないと指摘すると、規制委員会の担当者は武力攻撃事態対処法で対応すると答えた。しかし、現在のところ原発に対するテロ攻撃に十分対応できる体制が整備されてはいない。新規制基準に盛り込まれたテロ対策をきちんと行うにはその体制を作る必要がある。それがないままでは新規制基準を満たすことは不可能だ。

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