吉田調書と菅調書


  吉田調書の報道が進み、関連してのマスコミ取材も増えている。政府事故調は私に対しても聞き取りをし、調書としてまとめている。私は私の調書についても、吉田調書と同様公開に賛成している。現在、官房の担当者との間で細かい手続き等を詰めているところだ。


  もっとも政府事故調での聴取の後、私は国会事故調でも2012年5月28日参考人として出席を求められ、黒川委員長をはじめ委員の方から長時間の質疑を受けている。事故発生翌日のF1視察、ベントの遅れ、海水注入、東電撤退問題など政府事故調で聞かれた重要な点は、国会事故調でも聞かれた。そしてこの質疑は、公開の場で行われ、国会の議事録にすべて記録されている。また私の著書、菅直人「原発ゼロ」の決意(七つ森書館出版)にも全文掲載している。


  吉田所長は当時体調不良で国会事故調には出席されず、その代わりに政府事故調での証言を国会事故調に提出されたと聞いている。


  吉田調書と私の見解を比較されたい方は、私の国会事故調での質疑を読んでもらえば、分かるはずだ。報道されている吉田調書での吉田所長の証言は、現場責任者としての率直な発言であり、私としては当時の立場の違いはあるが、違和感は感じていない。

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