安倍総理の自己顕示欲と権力欲


  安倍総理が集団的自衛権を強行し、原発を推進するのに共通するのは「自己顕示欲」と「権力欲」だ。祖父の岸伸介元総理に政治家として肩を並べたいという自己顕示欲。原子力マフィアの権力を自分のものにしたいという権力欲。安倍総理の性急で強引な進め方を見ていると、とても日本の国の将来を考え、次の世代のことを考えているとは思えない。


  安倍第二次政権はマスコミを巧妙に操作することが極めてうまい。その点ヒットラー政権に似ている。自分の思い通りにならないマスコミに対しては、取材拒否など居丈高に権力を行使する。そして権力を使って自分のシンパをマスコミに送り込む。NHK総裁人事はその典型だ。


 多くの国民はマスコミを通して政治を判断する。まず、アベノミクスという日銀券を大量に刷って、バブルを人為的に発生させ、株高を生み出し、それがあたかも国民生活を向上させる経済成長のようにマスコミが報道する。しかし冷静に見てみれば、非正規雇用は拡大を続け、一部の経営者が年間何億という報酬を得る一方、非正規雇用の低所得層が拡大し、格差は拡大する一方だ。


  また安倍総理の取り巻きは、国民を分断することにも長けている。非正規労働の若者に対しては、「恵まれた正規労働者」に対する反発を掻き立て、本来反発してもおかしくない親代々の富裕層に対しては羨望するが反発はしないように誘導している。ヨーロッパで、失業している若者が外国人労働者を敵対視する構造と同じだ。


  日本社会の対立を拡大する安倍政権を退陣させなくてはならない。安倍政権に本格的に対抗できる野党が必要だ。

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