日本維新の会の分党


維新の橋下徹氏が、結いとの合流を進めるために、石原慎太郎氏と分かれることを選択し、日本維新の党は分党するという。分党手続きを取るのは1997年の新進党解党以来だ。極めて重要な政策が一致できなければ分党もやむを得ないだろう。


  その上で、橋本維新と結いが合流する場合に、原発政策がどうなるのかに注目している。橋下氏は2年前、大飯原発の再稼働の猛烈に反対したと思うと、急に容認するなど、振れが大きい。今年中には全国の原発の再稼働について、大きな山場が来る。

  

  民主党も再稼働問題についての姿勢を明確にする必要がある。2030年代原発ゼロの方針は今も健在だが、再稼働についてははっきりしない。


  現在全国の全ての原発が停止しているのは、私が総理の時に厳しくした、ストレステストや地元同意という再稼働の条件を、クリアできなかったためだ。それでも国民生活に大きな混乱は出ていない。再稼働すれば新たな使用済み核燃料が発生し、将来に禍根を残すため、細川、小泉両元総理も再稼働に反対している。私も同じ意見だ。


  民主党も原発の再稼働に反対すること、そして憲法解釈の変更による集団的自衛権に反対することを明確にすべきだ。この二つの極めて重要な政策で一致できる党になれば、野党再編の中で、存在感を示すことができる。


  旧民主党は、1998年、分党した新進党からの合流により、野党第一党の現在の民主党になった経験がある。

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