吉田調書と福井判決


昨日、「大橋巨泉の傘寿と快気を祝う会」に出席。巨泉さんには2001年の参院選に民主党から立候補してもらったことがあり、その縁で案内をいただいた。王貞治さんや黒柳徹子さん、石坂浩二さんなどと同じテーブルで、楽しいひと時だった。

 

 

▲大橋巨泉の傘寿と快気を祝う会にて

 

福島第一原発の現場責任者であった吉田所長の調書に基ずく朝日新聞の連載が続き、また福井地裁で大飯原発の稼働を認めない判決が出て、脱原発についての国民的関心が改めて高まっている。

 

朝日の今日の朝刊の記事では、吉田所長は1号機のIC(非常用復水器)の仕組みをよく理解しておらず、3月11日午後10時ごろになってICが動いていないと疑い始めたが、事態はすでに深刻さを増していた、と証言しているという。

 

事故発生当日午後10時の東電からの原子炉の水位の報告でも、燃料棒の上まで水があるというものであった。しかしその後の検証の結果、この報告は水位計の誤動作でによるもので、午後7時ごろには核燃料棒は水から頭を出し、メルトダウンが始まっていたことが分かっている。ICが動いていなかったため短時間で水がなくなり、メルトダウンが始まったとみられている。

 

また吉田所長は「ICが実際に作動したのはこの20年間で今回の事故が初めてだったと述べているという。この間訓練や検査などでもICを作動させた経験はなかったという。さらに本店からの助言も一切なかったと証言。定期的な訓練の必要性などを示唆する極めて重要な証言だ。

 

自民党の部会でも吉田調書の閲覧要求が出ている。東電テレビ会議のすべての記録も含め、吉田調書は希望する関係者には閲覧を認めるべきだ。

 

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HPの活動報告もご覧ください。

大橋巨泉さん御祝・アメリカンスクール国会見学・街頭演説

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