答えられない「世界で最も厳しい水準」


  4月11日閣議決定されたエネルギー基本計画について、担当する資源エネルギー庁から民主党として話を聞いた。

 

▲民主党エネルギー総合調査会・経産部門合同会議にて説明を受ける

 

  基本計画では原発の安全性と再稼働について、「原発の安全性については、原子力規制委員会の専門的な判断にゆだね、原子力規制委員会により世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し原発の再稼働を進める」と述べられている。


  そこで「世界で最も厳しい水準」という根拠は何かと質問したが、エネ庁の担当者は「答えられません」と答弁。フランスのアレバ社は飛行機の衝突に耐えられるように格納容器の壁を二重にし、さらにメルトダウンに備えたコア・キャッチャーを装備した原発を建設中。こうした安全対策は日本の規制基準には含まれていない。


  また、「原子力規制委員会は地域防災計画など住民避難の安全性については判断しない」と政府答弁しているが、原発事故の時の住民の安全性を原子力規制委員会が判断するというのは政府答弁と矛盾していると私から指摘。それにも担当者は答えられなかった。


  安倍政権は原子力規制委員会の設備に関する判断だけで再稼働を強行するつもりだ。それを阻止できるかどうか、立地地域の住民運動と連動して国会でも問題点を明らかにしていきたい。

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