ドイツ緑の党


  18日、ドイツ緑の党のエズミール党首をはじめ主要幹部と意見交換した。緑の党の支持母体は労働団体といった大きな組織はなく、環境派や人権派などの市民団体、インテリ層などで、特に女性の支持が強いという。



▲緑の党幹部メンバーとドイツ連邦議会会議室前にて


  前回の選挙で緑の党は8.4%の得票で、63議席を占めた。ドイツの選挙制度は小選挙区比例代表併用制で、足切りの5%以上得票をした政党に得票数に比例した議席が割り振られる。


  ドイツでは「なぜ過半数を超える日本人が脱原発を支持しているのに、政府が逆行するのを止められないのか」と聞かれる。一つは選挙制度にある。


  日本の衆議院は小選挙区比例代表並立制。名称は「並立」と「併用」の違いだけでドイツの制度と似ている。


  しかし本質的にはドイツの制度は比例代表制であるのに対し、日本の制度は議席の6割強が小選挙区制で、比例も選挙区が日本全体でなく,11のブロックに区分されている。そのためドイツの緑の党の得票率では日本の衆議院選では小選挙区での議席獲得は難しく、比例も大きな選挙区で1~2議席を確保するのが精いっぱい。逆にドイツの制度であれば議席数は得票率に比例するので、先の総選挙でも自民党は過半数を大きく割り込んでいたはずだ。


  脱原発を望む6割以上の国民の声を国会の議席数に反映させるために、どうするべきか考えている。いい知恵がある方があれば教えてほしい。

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