原発ゼロの会


  昨日の原発ゼロの会で、福島原発事故の未解明な事項を検討するため原子力規制庁と東電の担当者を呼んだ。


  原子力規制委員会は「事故の分析にかかる検討会」で取り組んでいる。この検討会では、例えば4号機の水素爆発の原因など技術的な疑問点の検証はいくつか行っているが、被害がどこまで広がる可能性があったかといった住民の安全については今のところ取り上げていない。


 政府事故調の委員長であった畑村洋太郎氏は政府事故調核心解説(講談社)の74ページで、4号機の使用済み燃料プールに原子炉側から水が流入したことについて「もしこの“幸運”がなかったとしたら、そして安定的な放水が行われるようになった3月20日頃まで放置されていたとしたら、使用済み燃料プール内の燃料はどのような状況になったのか、そして最悪どのような被害が起こり得たのか。この疑問に対する専門家の今後の検討が待たれるところである」と述べている。


  今後の原発の是非を検討する上で、福島原発事故がどこまで拡大する可能性があったのかを検証し、国民に知らせる事は決定的に重要。原子力規制委員会はその役目を果たす義務があり、先日の予算委員会分科会の私の質問でも田中原子力規制委員長にその事を求めておいた。

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