原発事故被災地訪問


  昨日は朝、郡山をジャンボタクシーで出発し、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、南相馬市と原発事故の被災地を回った。富岡町の住民で現在埼玉県の杉戸町に避難し、全国福島県人友の会(NPO法人)の代表を務める佐藤純俊さんに案内してもらった。

 

  避難指示解除準備区域の楢葉町から居住制限区域と帰宅困難区域が大半を占める富岡町に入ると除染されないで草ぼうぼうの田んぼが目立つ。富岡町の役場と隣の事故発生直後の災害対策本部を案内してもらった。白板には発災当日の書き込みが残っており、当時の危機的状況がそこからも見て取れた。

 

 ▲富岡町の当時の災害対策本部にて職員から説明を受ける

 

 ▲発災当時のまま残っている白板

 

  佐藤さんの自宅も案内をいただいた。近隣は放射線量が高く、雨どいの下などでは6マイクロシーベルトを示す場所もあった。住民は昼間自宅に戻ることはできるが宿泊はできず、地域全員が避難している。

 

 ▲6.3μSvを示す線量計(佐藤氏自宅敷地内にて)

 

 ▲未だ震災被害が深く残る住宅(佐藤氏自宅敷地内)

 

  通行許可をもらっていた国道6号線を北上し、福島第一原発のある大熊町、双葉町を通り、南相馬市に向かった。

 

  南相馬市では「未来へつなぐ南相馬の再生」という題でシンポジウムが開催され、私も聴衆の一人として話を聞いた。1月に再選された桜井市長の「新たな挑戦」という積極的な言葉が印象的だった。地元の農業高校の生徒さんから「私たち相農生と一緒に大豆を使ったシードアートでギネス(世界一)に挑戦してみませんか
」というビラをもらった。白大豆と黒大豆を使い巨大な絵を作る企画。興味のある方は福島県立相馬農業高校に問い合わせてください。

 

 ▲南相馬復興シンポジウムにて

 

 ▲相馬農業高校の皆さんからもらったビラ
(クリックすると拡大されます)

 

  原発被災地の現状と再生に向けて動きを自らの目と耳で聞き、あらためてできる限りの支援をしなければならないと強く感じた。非常に有意義な一日だった。

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