小泉元総理へ


 小泉発言が波紋を広げている。今日の朝日新聞朝刊によれば、社民党党首の吉田氏との会談で、小泉氏は「自分は初めは原発推進できたが、原発事故が起き、勉強して考え直してみると、原発を続けることが無責任だとの思いに至った」と話したとある。多くの常識ある人々も同じように思っている。特に使用済み核燃料が後世の子や孫の世代に禍根を残すことを重視して原発を止めるべきだというのも、多くの人々、特に女性の共感するところだ。

 


 

 私自身も3・11福島原発事故までは、安全性に注意しながら原発は活用するという立場だった。福島原発事故を体験した後、考えを180度変え、世界から原発をなくすべきと考えて行動している。

 


 

  常識ある人ならば当然考える「脱原発」に今なお強く抵抗している人がいるのはなぜだろうか。ほとんどの政治家の「子孫のためによい世界を残したい」というが、その同じ人が原発維持・推進を言うのはなぜか。

 


 

  従来、原発反対を超え高に叫ぶ人は「変わり種」というレッテルを張られ、学界、政界、マスコミなどの主流から外されてきた。今も山本太郎氏がドラマ番組から干されている。こうした社会的雰囲気を意図的に作ってきたのが原子力ムラだ。

 


 

  若い政治家にとって、「変わり種」というレッテルを張られ、主流から外されることは避けたいという気持ちが働くのは私自身の経験からもよくわかる。小泉氏は自民党内で「変わり種」と言われ続けながら、総理になった珍しい存在だ。ぜひ小泉氏には、自民党の中に「変わり種」と呼ばれようとも、国民の常識に沿って「原発ゼロ」を主張する議員を増やしてほしい。私は私の立場で、草の根からの原発ゼロの声を国政に反映させる道を拡大するため努力していきたい。

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