覆面官僚作家


  今日の毎日新聞の山田孝男氏の風知草に「覆面官僚作家現る」という題の記事が出ている。10月8日のこのブログで私が紹介した「原発ホワイトアウト」(講談社)のことだ。


  この本の中で原子力ムラは与野党を問わず、原発推進に役立つ政治家を籠絡し、反対する政治家を策略を用いてつぶすやり方が赤裸々に出てくる。原子力産業はもとより、原子力産業関連の労働界がその一端を担う姿も紹介されている。


  選挙を勝たなければ議席を維持できない政治家は、票と政治資金に弱い。二世、三世の世襲政治家のほうがその点自立できやすい、というこの本の指摘は、皮肉だがある意味でその通りだ。


  原発ゼロの実現には原子力ムラの妨害があっても選挙に勝てる応援体制を作り上げることが必要だ。

今日の一言 トップに戻る