台湾における反核4・5・6運動


 今日昼、台湾から帰国。


  台湾では福島原発事故について話をするために訪問した私の言動について、連日新聞やテレビが大きく報道してくれた。次期大統領候補と目されている台北市や新北市の市長も、原発の是非については大いに議論し、国民投票などの方法で決めるべきという姿勢で、彼ら自身は原発の是非にはっきりした見解を述べることには慎重であったが、私の訪問は歓迎してくれた。その背景には台湾における原発反対の世論の盛り上がりがある。


  第4原発に反対するため、週の5番目の日に当たる金曜日の、午後6時から始まる、「反核4・5・6運動」と名付けられた集会が半年以上毎週開かれている。我が国の官邸前の反核集会とよく似ている。中心は映画監督、作家、俳優など幅広い文化人だ。私も13日の集会でスピーチを行い大きな拍手を受け、その模様がテレビや新聞で紹介された。


 参加している人気俳優の一人に「仕事を干されることはないか」と聞くと、それはないとの答え。日本より民主的で自由な社会の雰囲気を感じた。


  日本と同様台湾では、政治家よりも多くの文化人がはっきり反核を表明しており、国民投票を行うかどうかだけでなく、2016年の次期大統領選の大きな争点になってきている。

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