日本版緑の党


   福島原発事故から2年が経過。昨年秋の世論調査では原発ゼロを求める人は70%を超えた。しかし昨年12月の総選挙では原発容認の自民党が大きく議席を伸ばした。この矛盾の原因はどこにあるのか。原発ゼロの国民世論の受け皿となる政党がはっきりせず、脱原発票が分散したからだ。


   民主党は政権党という重い立場の中で「2030年代原発ゼロ」を決めたが、反原発の人々からは不十分とされた。将来の「原発ゼロ」が確定すれば産業界も原発離れが進み、再生可能エネルギーに拍車がかかり、原発ゼロはもっと早く実現できると考えたが理解されなかった。


   民主党より鮮明に原発ゼロを主張した政党がいくつもあったが、国民の大きな信頼を得る事は出来なかった。


   次の参院選で、原発ゼロの国民の意思を国政に反映いさせるにはどうすればよいか。大江健三郎さん、坂本龍一さん、瀬戸内寂聴さんのような国民的に信頼されている文化人が、「日本版緑の党」設立の呼びかけ人のボードを作り、その下に実務家を集めて見てはどうだろう。既存の政党・政治家はアドバイザーにとどめ、政党の隠れ蓑にならないよう注意すべきだ。

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