難行するバイオマス活用


 再生可能エネルギーに関して、FIT導入以降、我が国では 太陽光発電は爆発的に伸びつつあり、風力発電も送電網の整備など準備が進んでいる。しかしバイオマス活用はまだ本格的な動きが見えず、難行している。


   バイオマスを活用する上で、重要なのは熱供給だ。日本では地域的な熱供給はこれまで例が少なく、暖房や給湯は各戸でばらばらに行ってきた。これに対して、ドイツやデンマークでは寒いこともあり、都市では発電所やごみ焼却炉の廃熱を利用し、農村部でも廃材や麦わら、更に家畜の糞尿などをメタン発酵して得られたバイオガスなどを利用し、地域的に熱供給を行っている。 


  日本にバイオマス活用を根付かせるためには、そうした欧米の経験、技術の導入が必要。決して高度な技術ではなく、小さい村でも地域ごとに農家などが兼業で運営することが可能。何とかバイオマスを利用して電力と熱を供給するバイオマスタウンのモデル都市を実現したい。


   被災地の東松島市が環境未来都市としてバイオマスタウン構想を進めている。ぜひ成功してほしいものだ。

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