原発事故対応と自民党からの批判


   福島原発事故で、私が東電本店に乗り込んだ後のテレビ会議記録がまた少し公開された。現場の吉田所長が、事故発生から数日たっても補充要員を十分派遣しない本店に文句を言っている。

 

  私は、事故発生の翌日、3月12日早朝に福島原発の現場に行き、又、3月15日早朝、東電本店に乗り込んで「60歳以上は率先して現場に行こう。私自身もその覚悟だ」と檄を飛ばした。

 

  しかし、このテレビ会議の記録を見る限り、その後も本店は現場に必要な要員を送っていない。東電経営陣の危機感に欠けた対応が、テレビ会議のやり取りからあらためて明らかになった。

 

  自民党政治家の多くは、私の現場や東電本店に乗り込んだ事に対し、「総理は官邸にじっと座っているべきだった」と、その直後の国会審議で私を攻め立てた。しかし、このような東電経営陣や、トップが専門家でない原子力安全・保安院に任せていたら、どうなっていたか。想像するだけでも背筋が寒くなる。

 

  自民党の政治主導とは、原発事故においても企業任せ、官僚任せでよいということか。

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