原発事故関連の出版


  原発事故から一年半、事故当時の福山官房副長官、細野総理大臣補佐官、枝野官房長官など官邸で原発事故に遭遇した中心メンバーが書いた本が次々と出版されている。これらを読んでもらえば、当事者がどう考え、行動したかがよく分かってもらえると思う。


  私も、総理退任から一年を経過したので、記憶が薄れないうちに、当時、何を考え、どう行動したのかを記録に残しておくべきと考えて、本を書き始めた。そう遠くないうちに出版できる予定だ。


  福島第一原発と第二原発の合わせて、十基の原発と十一の使用済み核燃料プールが重大事故に見舞われた。本を書きながら当時を振り返り、事故の拡大がよくあの段階で止まってくれたと、改めて背筋を寒くしている。事故拡大が止まらず、これらすべてから放射性物質が放出されていればどうなったか。


  そのリスクは今も存在する。今後の原子力政策は、3・11事故を原点に考えなくてはならない。

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