電力供給における発想の転換


   アメリカから今日、帰国。


  最後に訪れたサクラメント電力公社は、いろいろな面で興味深かった。協同組合の様な公営事業体で、電力消費者の投票で選ばれる7名の理事が運営にあたっている。


  1975年に導入したランチョ・セコ原発を1989年、住民投票の結果に従って運転を停止し、廃炉にした。そして、エネルギー利用の効率化と再生可能エネルギーの開発・利用が経営再建の道と考えて進めた。


  従来、日本でもそうだが、電力会社は電力需要に合わせて設備を増強することは当然であり、それによって収益を上げると考えられてきた。しかしサクラメント電力公社は省エネや、ピークカットなどで、電力需要を制御することが環境被害を最小化し、コスト引き下げになるという発想で取り組み、成功している。


  面白いのはクーラー利用を少なくするため、各家庭に樹木植える援助をするなど、まさに発想の転換である。


 興味のある方は詳しい本や視察報告もあるので、ぜひ読んでみてほしい。

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