小林よしのり氏の「脱原発論」


 小林よしのり氏の漫画、「脱原発論」を読んでいる。これまで、彼の主張の多くは、私と異なっていた。しかし、この「脱原発論」での主張は大半が同感できるものだ。特に今回の原発事故は多くの人が故郷を失う国家存亡の危機であり、今後そうした危機を招かないためには脱原発しかないという点では全く同じ意見だ。


  今回の原発事故では、今も、16万人の人が故郷に住めなくなって、大変なご苦労をかけている。さらに事故が拡大していれば首都圏を含む東日本から3000万人の避難民が生まれていた。この現実を直視するところから今後の原発政策を決めなくてはならない。


  経団連幹部や読売、産経は、「脱原発は非現実的」と主張する。つまり、今回の原発事故の現実を無視し、原発事故はもう二度と起こらないと考えることが「現実的」と言っている。誰がそのことに責任を負えるのか。子供や孫の世代に責任を負えるのかを聞いてみたい。

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