谷垣氏の総裁選出馬断念


  民主党の代表選が始まり、4人の候補者が出そろった。現在代表の野田総理は、私の政権から引き継いだ「社会保障と税の一体改革」法案を成立させ、全体としてはよくやっている。原子力政策については、脱原発の方針に沿ってしっかり進めてくれることを期待している。


  自民党は谷垣総裁の出馬断念が決まった。1995年、自社さ政権下での自民党総裁選で、当時、自民党総裁で外務大臣であった河野洋平氏が出馬断念に追い込まれた状況とよく似ている。自社さ政権では、自民党が社会党の村山総理を支えることで政権復帰を果たした。


  3・11大震災発生直後、自民党に挙国一致政権を呼びかけたいと考え、谷垣さんには加藤紘一さんを通して何度も、二人だけの「さし」の会談を申し入れたが、実現しなかった。仕方なく、指定された時、指定された電話番号に電話をしたが、十分真意を伝えきず、話は物別れに終わった。今思い起こしても、二人で腹を割った話ができなかったことが残念だ。

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