続・マスコミの責任


 野田総理がロシアを訪問して、12月に日露首脳会談を行う事が決まった。プーチン大統領は再度大統領に選出されてから、日ロ関係の前進に意欲的な発言を繰り返している。領土問題を含め打開するチャンスだ。


  こうした外交交渉は首脳同士の信頼関係が重要。首脳が1年ごとに代わっては信頼関係を醸成できない。国会が開かれるたびに不信任案を出し、解散を求めるような政局中心の政治はやめ、少なくとも衆議院の任期4年間は一人の総理大臣でやっていくという慣習を作らなくては、日本の政治の劣化は止まらない。


  少しずつ、国民の政治を見る目が落ち着いてきたように思う。政局に明け暮れ、新しいものに飛びつくような政治ではなく、落ち着いて政策や外交を前進させる政治を国民は求めている。


  マスコミは小泉劇場型政治以来、テレビタックルのように政局を娯楽化してきた。こうしたマスコミ報道にも国民は冷めてきている。政治を「面白いかどうか」ではなく「国民にとって必要な政策かどうか」を伝えるべきで、この面でのマスコミの責任は大きい。

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