野田総理との面会と脱原発法制定の動き


 昨日、野田総理と官邸前で再稼働反対運動を続けている「首都圏反原発連合」のメンバーとの面会が実現した。私も同席した。野田総理はその場で、「基本的な方針は脱原発依存だ」と明言。反対運動メンバーからの再稼働の停止や原子力規制委員会の人事案撤回については話を聞くという姿勢であった。


  3・11原発事故以来、全国で自発的なデモや集会が拡大する中で、その象徴と言える官邸前の反対運動のメンバーから野田総理が直接話を聞く機会が実現したのはよかったと思う。


  昨日はもう一つ、、「脱原発法制定全国ネットワーク」の発足の記者会見が行われた。大江健三郎さんや全国の原発訴訟の弁護団など幅広い人たちが結集した全国ネットワークだ。脱原発法の制定を求めていくとして、法案の要綱も発表された。国民投票に代わって国会で「脱原発法」を議論し、決めることができれば画期的だ。


  自民党議員も、3・11原発事故の直後は「脱原発は当然」といった発言が出ていたが、最近では「10年間考える」とか「3年間再生、省エネに努力する」と言うだけで、自民党からは原発をどうするかという方針は全く示されていない。中曽根元総理など原発政策を長年、中心的に推進してきたのは自民党であり、その自民党がだんまりを決め込んでいるのはあまりにも無責任だ。本音は「原発維持」と思われるが、そうならばなぜそうなのかを明確にすべきだ。

今日の一言 トップに戻る