二大政党間の政権交代


  二大政党間の政権交代の在り方を考えている。


  戦後、長く自民党政権が続き、1993年に初めて、日本新党、新党さきがけ、社会党、新生党、公明党、民社党、社民連など7党で、「非自民」連立政権を成立させた。しかし、二大政党間の政権交代ではなかった。


  その後、再結集して野党第一党の民主党が生まれ、議席を伸ばし、2009年に自民党政権から民主党政権に交代した。つまり、3年前の政権交代は、戦後初めての二大政党間の政権交代なのだ。 逆に言えば、自民党にとっても3年間の野党は初めての経験だ。


  イギリスでは二大政党間で選挙で政権交代があると、新政権は5年間の任期を務め、5年後に総選挙が行われるのが慣例となっている。野党も5年後に備えて新しいリーダーを選ぶ。


  しかし日本では、政権を攻撃し、一日でも早く倒すのが野党の務めという風潮が強い。そのため、野党時代の私自身の反省も含めて言えば、国会でも「政局」ばかりが重視され、日本として必要な政府の外交活動や政策遂行の足を引っ張るケースも多い。二大政党間の政権交代が成熟していない一例だ。

今日の一言 トップに戻る