東電で私が話した真意


 昨日は、六ヶ所村の再処理施設と東通りの原子力発電所を視察。


  再処理は使用済み燃料からプルトニウムを取り出し、そのプルトニウムを高速増殖炉で燃やすというもの。世界的には多くの国が再処理そのものから撤退している中、我が国でこれ以上のプルトニウム製造が安全保障の面からも経済的にも必要とは思われない。


 東電のテレビ会議映像が一部公開された。私が東電本店に乗り込んだ時の映像も公開。しかし私の話の部分だけ音声がないという。極めて不自然であり、全て公開すべきだ。


  私は、福島原発のシビアアクシデントが発生した3月11日からの数週間、日本存亡の危機だと感じていた。特に3月11日から15日にかけて、原発の状況は日を追って厳しくなっていた。14日夜から15日未明にかけて、東電から撤退したいとの話が伝えられていた。私が東電本店に乗り込んだのはそうした最大の危機の中であり、対応を間違えれば日本は国家としての存続が危なくなると考えていた。今、東電が撤退したら日本が危なくなる。何としても踏ん張ってもらいたいという気持ちを率直に述べた。叱責したのではなく命がけで頑張って欲しいとお願いし、鼓舞したのだ。そして、私自身もその覚悟であることを吐露したのだ。音声が公開され、しっかり聞いていただければ、私の真意は分かってもらえると信じている。

今日の一言 トップに戻る