国会事故調報告書への談話


  今夕、国会事故調の報告書が発表された。それに対するコメントをマスコミから求められたので、以下のような談話を発表した。


  東京電力福島原子力発電所事故調査委員会

(国会事故調)報告について

 


 

本日、国会事故調の報告が国会に提出されました。委員長をはじめ関係者のご努力に敬意を表します。報告書は大部で内容も多岐にわたりますので、今後よく読まさせていただきたいと思います。

したがって、現時点では報告書全体にわたる詳しいコメントは差し控えますが、例えば、事故の根源的原因として、歴代の規制当局と東電において『何度も事前に対策を立てるチャンスがあったことに鑑みれば、今回の事故は「自然災害」ではなくあきらかに「人災」である』と指摘しています。この点は、今まで私が述べてきた認識と共通するものです。

一方で、官邸の事故対応に対する評価や東電の撤退をめぐる問題など、いくつかの点について私の理解とは異なるところがあります。

今回の報告書で指摘されているように『本事故発生後における東電の情報開示は必ずしも十分であったとはいえない』と考えます。事実関係をより一層明らかにするためには、東電のテレビ会議記録など客観的な記録の全面公開が不可欠です。東電が今まで明らかにしていないすべての記録を公開することにより、事実関係のより一層の究明が進むことを期待します。


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