原発事故の根本原因



 

  5月に入った。緑がまぶしい。


  ドイツやデンマークでは、なぜ「脱原発」を決めることができたのか。国民が自分たちが決める主権者であることことを自覚し、議論と行動を起こしたからだ。


  翻って、日本はどうだろう。「脱原発」では主体的に議論と行動を起こしている人も多い。しかし、大半の人は誰かに「期待」したり、誰かを「批判」したりしているだけで、自分だけでもこうするという主体的な行動や発信は少ない。そして、多くのマスコミも政治家や政党を「批判」することには熱心だが、国民の草の根的な動きを紹介する事にはあまり熱心でない。


  私は「脱原発」の行方は来年の3月11日の、福島原発事故2周年までが勝負だと考えている。世界最大の原発事故をを引き起こした日本が「脱原発」を決められるか、それとも元の木阿弥に戻っていくのか問われている。


  原発事故の根本的原因を調べる上で、インタビューやヒヤリングを求めるべきは、原発を作ってきた人、つまりこれまで長年、原子力政策を強力に推進してきた政治家、官僚、経済人だ。


  しかしこうした長年、原発を推進してきた有力者は沈黙を決め込んでいる。そして、脱原発派に対し、「脱原発は無責任」というキャンペーンで圧力をかけている。


 原子力村はまだ健在だ。国民との力比べだ。

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