脱原発への道(ロードマップ)


 私は、3.11の原発事故を総理として体験し、内閣として「脱原発依存」に舵をきった。


 まず、2030年に原発比率53%となっていたエネルギー基本計画の白紙からの見直し。そして、2020年代の早いうちに再生可能エネルギーの比率を20%以上にすることを提言した。


 そしてその実現には、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が必要と考え、私の内閣の最後の仕事として再生可能エネルギー促進法を昨年8月に成立させ、いよいよ、今年の7月からスタートする。


 しかし、いつまでに原発からの脱却を図るかというロードマップ(工程表)までは、私の在任中には決められなかった。ドイツは2022年までに、現在17基ある原発を全て停止させる方針を政府として決めている。


 原発の安全性のチェックを徹底するのは当然だが、それに加えていつまでに原発依存をやめるのかを明確にする必要がある。専門家の意見を聞いた上での私の研究によれば、 必要な電力は省エネ、再生可能エネルギーなどで十分まかなえる。

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