高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉の要請行動に参加


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菅は、11月27日に衆議院会館で開催された高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉を求める文科・内閣府への要請行動に参加しました。主催は、脱原発政策実現全国ネットワーク。事務局は1990年から活動を続けている市民団体「ストップ・ザ・もんじゅ」です。高速増殖炉は、一般の原子炉よりも「高速」の中性子をつかって核分裂反応を起こして、燃料のプルトニウムを「増殖」させようという原子炉です。

http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/

 

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「もんじゅ」は、1995 年12 月にナトリウム火災を起こして止まりました。その後、炉内中の継装置の落下事故により再び運転停止。そして、2012 年11 月には1 万件の機器の点検漏れが発覚しました。これまでに1兆円もの税金を投入しても、ほとんど運転できていません。実用化の目処がないことは、先進国で高速増殖炉を進めている国は日本以外にはないことからも明らかです。

 

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「ストップ・ザ・もんじゅ」の池島芙紀子さんは、担当の文科省研究開発戦略官に対して以下のようにもんじゅの廃炉を求めました。「もんじゅの危険性、税金のムダ使い、プルトニウム利用による核疑惑など、国民にとって何一つ存続の意義がありません。ただでさえナトリウムの制御困難な「もんじゅ」は、大事故を起こせば、日本列島の半分を失うといわれています。

 

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先進各国はいち早くこの政策から撤退しています。技術的にも機構に代わる運営主体などどこにもないのが実情です。これ以上、この政策の継続を止め、きっぱりと断念されることを強く強く求めます。」要請行動には、福井県から「大飯原発差し止め訴訟原告団」代表で住職の中嶌哲演さんや、鹿児島から「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」代表の高木章次さんらも参加しました。

 

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「高速増殖炉」はなぜ必要なのでしょうか?それは夢の「核燃料サイクル」計画の一部だと言われているからです。原発から出る「使用済み核燃料」、つまり「核のゴミ」を再処理工場でリサイクルして新しい核燃料(プルトニウム)に作り変えて高速増殖炉で使おうという計画です。でも、この計画は「もんじゅ」が25年間動いたことがないことからも、破たんしていると言わざるを得ません。

 

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菅は、「現在は使用済み燃料は再処理せずに直接処分するのが世界の趨勢であるから、民主党政権の時にそのことを検討した。」「その際に、青森県と自民党政府の間で過去に交わされた契約書が問題となった。再処理をしないのなら青森県が再処理の「原料」として受け入れている使用済み燃料を直ちに青森県の外に出すという約束だ。」

 

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「つまり、青森県は核廃棄物としての使用済み燃料は引き受けないという意味。この自民党政権下での約束が存在したために、再処理をやめるといった政策を直ちに進めることができなかった。核燃料政策全体の見直しが必要なことは誰の目にも明らか。」「河野太郎大臣はこの問題に精通しているはず。根本的改革を期待したい。」と自身のブログでも述べています。

http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12092062857.html

 

 

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