原発ゼロか原発輸出か


 昨日の原自連の記者会見で小泉元首相は、安倍政権が原発ゼロに転換するのを期待する姿勢から大きく踏み込んで、「安倍政権で原発ゼロを進めるのは難しい」と発言しました。政党の壁を超え、原発ゼロを実現したいという強いメッセージと私は受け止めました。

 

  「原発ゼロ実現の国民運動」を強力に進める小泉元首相に対し、安倍首相は国民のリスクで原発輸出を進めよう躍起になっています。しかし世界的に原発建設コストが高騰しており、しかも再生可能エネルギーによる発電コストが急激に下がっており、採算は合いません。それでも安倍政権は日立の英国での原発建設に日本政府として債務保証し、英国での原発建設を強行しようとしています。政府保証と言っても失敗すれば国民の負担です。私は2年前、英国の原発建設予定地を訪れ、現地の人からも話を聞いています。国会で徹底的に議論しなければなりません。

 

 原自連による記者会見直後、立憲民主党のエネルギー調査会に原自連の吉原会長、河合幹事長をはじめとする多数の主要メンバーが参加し、一般の方も参加する公開の場での対話集会を開催しました。原自連は近く希望の党とも意見交換会を行うそうです。民進党との意見交換の話は今のところ聞こえてきません。民進党には電力総連出身参議院議員など強固な原発維持派がいるため、実現がむつかしいものと思われます。

 

 民進党執行部は立憲民主党と希望の党と3党による統一会派を呼びかけています。それを来年の参院選の受け皿にしたいという意図が強く働いています。しかし立憲民主党としては、民進党が原発ゼロを明確にできなければ一緒に参院選を戦うことはとてもできないと思います。

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