原発ゼロに王手


  安倍総理は国会での追及に精神的に耐えられないために解散すると決断。個利個略極まれりだ。

 

 解散の理由いかんを問わず、総選挙は国民の政治意思を示す最大のチャンスだ。私は今度の総選挙を「原発ゼロ」実現に王手をかける選挙にしたい。それは台湾と韓国の大統領選挙で、脱原発運動が応援した野党候補が勝利し、原発ゼロへかじを切った実例があるからだ。

 

 私は台湾の大統領選の1年ほど前に台湾の脱原発グループの招かれ、日本のメーカが建設中であった第4原発についてのシンポジウムに出席し、野党の有力政治家とも会談した。台湾のマスコミは福島原発事故当時の日本の総理ということで、大きく取り上げ、反響も大きかった。大統領選は第4原発の運転開始を選挙後までモラトリアムにした状態で実施された。大統領選で、脱原発派の応援した野党の蔡英文氏が当選。当選後に第4原発の不使用を決め、最終的には原発ゼロへかじを切った。

 
 韓国についても、一昨年釜山近郊の原発運転延長反対グループに招かれた。運転延長には当時の野党も反対しており、当時のパク・クネ政権も延長をあきらめた。当時野党党首であった文在寅(ムン・ジェイン)氏にも会って意見交換をした。そして今年、ムン大統領が誕生し、韓国も原発ゼロのかじを切った。
 
 今回の日本の総選挙で、いかにして原発ゼロを大きな争点にするかを考えている。総選挙で与野党の大きな争点になり、野党が大勝すれば原発ゼロの王手をかけることができるからだ。
 

 

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