民進党代表選と保守二党論


  民進党代表選の日程が固まりつつある。現在のところ前原、枝野両氏の出馬が確実視されている。今回の代表選は単に誰が代表になるかと言う事を超えて、政界再編につながるのではないかという点で特に注目が集まっている。

 
 去就が注目されている小池グループの一部には、保守二党論があるようだ。つまり、1994年12月に結成され、小池氏も参加した「新進党」のように、自民党と政権を争う保守・中道政党をめざすという考えだ。
 
 当時の新進党は小沢グループ、細川グループに加え、公明党を内部に含んで結成された。新進党は1996年の総選挙で一挙に政権奪取を狙ったが、新たに結成されたリベラル政党、民主党が善戦し52議席を確保。結果的に野党の分立で自民党が過半数を握り、新進党政権はできなかった。政権獲得に失敗した新進党は1997年12月に解散し、公明党、自由党などが自立し、多くは民主党とともに、中道・リベラルの拡大民主党を結成し、野党第一党となった。
 
 こうした過去の「新進党」のように、公明党を含む保守・中道政党をめざしたいという考えが、小池グループの一部にあるようだ。しかし、小池さん自身には、自民党に復帰して総裁、総理をめざす道もあり、公明党も都議選のように簡単に自民党を離れ小池グループと行動を共にするとは思えない。
 
 私もいろいろな形の政界再編にかかわってきた。その中で、私自身は「最小不幸社会」という政治理念にかなった道を選択してきた。そして3・11以降は脱原発の実現がそれに加わった。今回の民進党代表選に対してもしっかり見据えて行動したい。

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