不安な一週間


 北朝鮮をめぐる状況がまだまだ流動的で不安だ。米空母カール・ビンソンの動きも当初の報道よりもゆっくりだ。中国をはさんで、いろいろな駆け引きが行われているようだが、危機的状態は続いてる。

 
 1962年のキューバ危機の時、米国は次の三つの選択肢を考えたと言われている。①キューバの基地を爆撃する。②ソ連にミサイル撤去の話し合いを申し込む。③キューバを海上封鎖し、ソ連の船のキューバ入港を阻止する。
 
 結局ケネデイ大統領は三番目の選択肢を採用し、軍艦による海上封鎖を行った。つまり、ソ連に海上封鎖を突破するか、Uターンするかの選択権をゆだねたのだ。結局フルシチョフ第一書記がミサイルを積んだソ連の輸送船をUターンさせ引返したことで米ソの軍事的衝突は避けられた。
 
 今の状況下で北朝鮮が更なる核実験に踏み切ると、アメリカが軍事行動に出る可能性がある。その時、北朝鮮が韓国や日本など近隣国に攻撃を加える可能性がある。北朝鮮の首脳部にフルシチョフ第一書記のような冷静な行動を期待したいが、どうなるか極めて心配だ。

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