今も危険な2号機


 福島原発2号機の圧力容器の下方の外側では、放射線量が530シーベルトと極めて高い事を東電が発表。 東電によると、この線量は運転中の圧力容器内と同程度の放射線量に当たる。
 
 つまり運転中の原子炉の炉心である圧力容器内の放射線量が圧力容器の外で観測されたということは何を意味するのか。2号機が今でも極めて危険な状態にあるということではないか。人が近づけば1分足らずで死ぬ線量だ。放射性物質が大気中の放出されれば、事故当時近藤原子力委員長が「最悪のシナリオ」として示した250キロ圏からの避難が必要になる可能性がある。
 
  事故を起こした福島第一原発をデブリを取り出して廃炉にし、更地に戻すことは極めて困難だ。チェルノブイリでも30年経過してもデブリは取り出せず、放射能漏れを防ぐために巨大な金属製のドームで原発全体を覆って見守るという。デブリは永久に取り出せず、今の場所に残るり続ける可能性が高い。そして福島第一も同様な可能性が高い。
 
 福島第一原発の廃炉は費用は東電が負担するとしても、東電だけに任せるのではなく、国民の安全を第一に国家プロジェクトとして長期的視点から取り組むべきだ。

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