東京の原発事故避難計画


6年前の福島第一原発事故の時、近藤俊介原子力委員長は最悪のケースとして東京を含む250キロ圏からの避難が必要になるという報告を総理であった私に提出してくれた。幸い、原発への注水が可能となるなど、事故の拡大を抑えられたので、最悪のケースは避けられた。しかし、もしもう一度同じような事故が起きた時の東京の避難計画はどうなっているのか。

 

都議会関係者に原発事故の場合の避難計画について議論がされたか問い合わせている。福島第一原発は1号から6号機まで全部廃炉が決まっているが、東京に近い第二原発は東電は廃炉を決めていない。避難計画は立地県と周辺自治体が立てることになっているが、250キロ圏は被害を受ける可能性が十分あるのだから東京についても避難計画の立案が必要なことは言うまでもない。万が一にも避難計画もあいまいなまま再稼働させるとしたら大問題だ。避難が不可能ならば当然廃炉にするしかないはずだ。

 

東京都政では小池都知事が都民ファーストを掲げて大改革を進めたいとしている。都議会自民党に支えられた石原、猪瀬、舛添の三大の知事時代に伏魔殿化した都政を、情報公開など徹底する改革を進めることには大賛成だ。同時に、都民が被害者になる可能性の高い福島第二原発はじめ近隣の原発事故に対する避難計画は都民の安全にとって極めて重要な案件だ。民進党はこの問題をしっかり取り組むように都知事に対して迫るべきだ。今までの自民党中心の都議会ではできていない課題だからだ。私自身、東京選出の国会議員としてしっかり取り組みたい。

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