宗教と原発


福島原発事故から5年9か月。今日の朝日新聞朝刊には宗教界でも原発に対する思索が深まっている様子が紹介されている。仏教界では多くの宗派が脱原発に傾斜している。またキリスト教でも原発の廃止を求める動きが強まっている。

 

私は先日、生長の家の山梨県北杜市に建設された新しい本部「森の中のオフィス」を訪ねた。国産材を使った木造の建物で、徹底した省エネの建物。太陽光発電、太陽熱暖房、バイオマス発電を備えた自然エネルギーによるエネルギー自給のオフィスであった。生長の家も脱原発を明確にし、環境重視の路線を強めている。

 

原発の問題は人間と科学技術の関係をどう考えるかということにつながる。私は学生時代、核兵器に反対する科学者が集ったパグウオッシュ会議に関心を持った。人間を滅ぼす核兵器を人間が開発した矛盾。原発も同じ矛盾を抱えている。

 

安倍政権は日本の原発を再稼働させ、さらにイギリスにまで原発建設費用を貸し付けようとしている。目先の利益だけを考え、子や孫の将来の安全を無視した狂気の政策だ。全ての宗教団体が原発に反対という一点で結集すれば、政府の方針を覆すことができる。

 

 

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